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WHP014

ポスターセッション①② 8月6日・7日 61A 12:40-14:40/13:00-15:00

STF/COI施設報告
Report on STF/COI at KEK

○山本 康史, 阪井 寛志(高エネルギー加速器研究機構)
○Yasuchika Yamamoto, Hiroshi Sakai(High Energy Accelerator Research Organization)

KEK内、超伝導リニアック試験施設(STF棟)および超伝導加速器利用促進化推進棟(COI棟)では、国際リニアコライダー(ILC)計画を始めとする様々な超伝導加速器に関する研究・開発が行われている。2024年度は空洞の最適な表面処理の探索を目的とした縦測定を継続して行った。Resonant ringシステムを用いた高周波機器の性能評価も継続して実施した。陽電子源開発エリアに、回転標的システムが設置され、冷却水システムと合わせた回転試験を行っている。一方、2023度から5カ年計画で始まった将来の加速器要素技術開発(MEXT-ATD)計画において、必要なコンポーネント設計・製造に着手すると同時に、COI棟内のインフラ整備を進めている。クライオモジュールの冷却試験に必要なコンクリートシールドの重量を見積もったところ、当初想定していた重量よりも大幅に増えていたことが判明し、2025年度に試験バンカーエリアの床補強工事を急遽、実施することになった。また、物構研のレーザー顕微鏡グループが使用していた実験室が使えるようになったため、この部屋に、空洞周波数調整機、磁気シールド・消磁評価システム、走査型電子顕微鏡(SEM)、を移設した。クリーンルームには、空洞ストリング組立用レールが設置された。入力結合器は実機用4本が納品された。チューナーはプロトタイプの試験が終わり、モーターとピエゾの低温での動作試験中である。ヘリウム冷凍機はトランスファーラインの製造を開始した。本講演では、両施設の最近の活動状況について報告する。