WEP081
ポスターセッション① 8月6日 61B 12:40-14:40
t-ACTSにおける狭帯域チェレンコフ回折放射光の測定
Measurement of narrowband Cherenkov diffraction radiation in the THz region at t-ACTS
○南部 健一, 柏木 茂, 日出 富士雄, 浜 広幸(東北大学先端量子ビーム科学研究センター)
○Kenichi Nanbu, Shigeru Kashiwagi, Fujio Hinode, Hiroyuki Hama(RARiS, Tohoku University)
東北大学先端量子ビーム科学研究センターの試験加速器t-ACTS(test Accelerator as Coherent THz Source)は、バンチ長が100fs以下の極短電子ビームによる、テラヘルツ(THz)領域のコヒーレント放射を利用した、高輝度THz光源や、ビーム診断技術の開発研究を行ってきた。このような背景のもと、荷電粒子が周期的構造を持った金属表面近傍を通過する際に発生するスミス=パーセル放射の干渉効果に着目し、周期的構造を有するラジエータを用いることで、干渉効果によりチェレンコフ回折放射光を、同様に狭帯域化することができるのではないかと考えた。チェレンコフ回折放射光の狭帯域化が可能になれば、ラジエータの周期長制御による波長可変性を有する狭帯域THz光源や、非侵襲ビーム診断ツールとしての展開が期待できる。基礎的な放射特性などを把握するために、周期的構造を有するラジエータからのテラヘルツ領域におけるチェレンコフ回折放射光の角度分布や分光測定を行ったので報告する。