WEP079
ポスターセッション① 8月6日 61B 12:40-14:40
FNAL 8GeV 陽子ビームのための広ダイナミックレンジをもつビームハローモニターの開発状況
Status of development of a wide dynamic range beam halo monitor for the FNAL 8 GeV proton beam
○佐々木 知依1, 橋本 義徳1, 大森 千広1, 三橋 利行1, 佐藤 洋一1, 手島 昌己1, 外山 毅1, 魚田 雅彦1, Ainsworth Robert2, Babacan Betiay2, Schreckenberger Adam2, Murphy Martin2(1高エネルギー加速器研究機構, 2フェルミ国立加速器研究所)
○Tomoi Sasaki1, Yoshinori Hashimoto1, Chihiro Ohmori1, Toshiyuki Mitsuhashi1, Yoichi Sato1, Masaki Tejima1, Takeshi Toyama1, Masahiko Uota1, Robert Ainsworth2, Betiay Babacan2, Adam Schreckenberger2, Martin Murphy2(1KEK, 2FNAL)
米国フェルミ国立加速器研究所(FNAL)では、ビーム強度の増強と高品質化を目的に陽子ビーム入射器をアップグレードしている。これに合わせて高精度なビームハローの診断を計画しており、そのためのモニターの開発を日米科学技術協力の一環としてJ-PARCに依頼した。これを受けて、J-PARCのRCSからメインリングへのビーム輸送路において実績のある、OTR(Optical Transition Radiation)と蛍光による6桁程度のダイナミックレンジの2次元ビームプロファイルモニターの技術をFNALへ導入することにした。FNAL HALO MONITORのデザインは、J-PARCの基本コンセプトと同様である。ただし、陽子ビームのエネルギー、バンチあたり陽子数、サイズ(σ)が異なる。それぞれJ-PARC/FNALの比較で、3/8 GeV、1013/1011台、10/3 mm 程度であり、FNALは、特に低強度とサイズが小さいことが特徴である。これらの条件で、J-PARCと同じくバンチごとのビームプロファイルを6桁程度で測定することを目標に装置設計を行った。装置は日本で製作中である。装置の真空容器内に格納される、ビームイメージを検出する大口径光学系は完成している。現在は、J-PARC内のテストベンチにて大口径光学系の調整と特性の評価を進めている。本発表では、モニターの設計とその開発状況ついて報告する。