WEP072
ポスターセッション① 8月6日 61B 12:40-14:40
ILC主線形加速器用NbTi伝導冷却超伝導四極磁石の開発
Development of a Conduction-Cooled NbTi Superconducting Quadrupole Magnet for the ILC Main Linac
○有本 靖1, 山田 智宏1, 山本 明1, 堀井 弘幸2, 小坂 大輔2(1KEK, 2三菱電機)
○Yasushi Arimoto1, Tomohiro Yamada1, Akira Yamamoto1, Hiroyuki Horii2, Daisuke Kosaka2(1KEK, 2Mitsubishi Electoric Co.)
ILCの主線形加速器では、超伝導高周波(SRF)加速空洞によってビームを加速する。このSRF空洞は、極低温環境を維持するクライオモジュールと呼ばれる容器に収納されており、内部にはSRF空洞とともに、ビームの集束や偏向を担うビーム光学要素である機能結合型超伝導四極磁石(SCQ)も格納される。KEKでは2023年度より、1台のクライオモジュールを開発する計画が進行中であり、SCQも開発のうえ、その中に組み込む予定である。SCQは、伝導冷却、スーパーフェリック構造、機能結合型設計など、さまざまな制約を踏まえた特徴的な構造を有している。昨年度は磁石部品および試験用クライオスタットの製作を行い、本年度には磁石を完成し、試験用クライオスタットを用いた冷却および励磁試験を実施する予定である。本稿では、SCQ開発の現状について報告する。