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WEP044

ポスターセッション① 8月6日 6-1F 12:40-14:40

あいちSRにおけるコヒーレント・シンクロトロン振動数の測定
Measurement of coherent synchrotron frequencies at the Aichi Synchrotron Radiation Center

○坂中 章悟1, 山口 孝明1, 山本 尚人1, 高嶋 圭史2, 3, 藤本 將輝2, 3, 岡島 康雄2, 31高エネルギー加速器研究機構, 2名古屋大学シンクロトロン光研究センター, 3あいちシンクロトロン光センター)
○Shogo Sakanaka1, Takaaki Yamaguchi1, Naoto Yamamoto1, Yoshifumi Takashima2, 3, Masaki Fujimoto2, 3, Yasuo Okajima2, 31KEK, 2NUSR, Nagoya University, 3AichiSR)

蓄積リングにおいて、ビームバンチが進行方向に一斉に振動するコヒーレント・シンクロトロン振動の振動数は、加速空洞のビーム負荷の状態に応じて時に複雑に変化する。KEK PF 2.5 GeV電子蓄積リングにおけるコヒーレント・シンクロトロン振動数の測定では、非常に興味深い現象が見つかっている[1]。空洞電圧が低くRobinson限界に近い条件では、測定されたコヒーレント振動数が標準的な4次の特性方程式で予測される値と合わず、また理論的に予想されていない振動モードが出現したのである。同様の現象がPFリング以外の蓄積リングでも起きるのかを調べるため、我々はあいちシンクロトロン光センターの1.2 GeV電子蓄積リングにおいて、コヒーレント振動数をビーム電流を変えながら(空洞電圧一定)、および空洞電圧を変えながら(ビーム電流一定)、測定した。その結果、ビーム電流が約200 mA以上の時には、異なる振動モードに対応すると考えられる2つのピークが観測された。そのうち、振動数が低い方のピークの振動数は、4次方程式から予測される値とうまく一致しない事がわかってきた。また、ビーム電流一定で空洞電圧を下げた場合、Robinson限界に近い条件においてビーム電流が保持されたままでビームが激しいコヒーレント振動を行う様子が観測された。本発表では、これらの興味深い測定結果について報告する。 [1] T. Yamaguchi et al., Phys. Rev. Acc. Beams 26 (2023) 044401.

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