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WEP042

ポスターセッション① 8月6日 6-1F 12:40-14:40

等時性電子蓄積リングと誘導加速で駆動するCW-FELのシミュレーション
Numerical Simulation of CW-FEL driven in Isochronous Storage Ring with DC Induction Cell

○坂本 文人1, 高山 健2, 橋本 智31秋田工業高等専門学校, 2高エネルギー加速器研究機構, 3兵庫県立大学)
○Fumito Sakamoto1, Ken Takayama2, Satoshi Hashimoto31NIT, Akita College, 2KEK, 3LASTI, Univ. of Hyogo)

我々は世界で唯一,逆偏向電磁石を有し,等時性運転が可能だと想定される兵庫県立大学のニュースバル電子蓄積リングに実効的直流誘導加速装置を導入し,一般的な高周波加速による電子バンチ構造ではなく,直流電子ビームを周回および蓄積させるこれまでにない直流蓄積リングの計画を進めている。この等時性リングを周回する直流ビームで駆動する自由電子レーザ(FEL)は,直流ビーム内に形成されるマイクロバンチ構造が周回毎で崩れることなく常に維持されることから,シンクロトロン放射およびFEL出力分のエネルギー補償を電子ビームに施すことで,ビーム電流が小さな電子蓄積リングにおいても高効率・高出力な連続波光源(CW-FEL)となり得ることが期待される。最終的には平均出力が数kWの半導体リソグラフィ用極紫外(EUV,波長13.5 nm)光源を目標に,原理検証として等時性リングにおける3次元時間領域解析による直流ビームを模擬したマルチターンFELシミュレーションを行なっている。本発表では原理実証実験の条件に合わせた可視光(532 nm)におけるマルチターンシミュレーションの結果について報告し,今後の展望について議論する。