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WEP036

ポスターセッション① 8月6日 7-1F-B 12:40-14:40

J-PARC RCS におけるビームロスの局所化に向けた研究
Study of the beam loss localization in the J-PARC RCS

○小島 邦洸, 原田 寛之, Saha Pranab Kumar(日本原子力研究開発機構 J-PARCセンター)
○Kunihiro Kojima, Hiroyuki Harada, Pranab Kumar Saha(JAEA/J-PARC)

J-PARC 3 GeV シンクロトロン(RCS)のような大強度の陽子シンクロトロンでは、ビームロスに伴う放射化の影響を最小化することがビーム大強度化において重要となる。この目的のためコリメータが設置されており、ビームロスの局所化による他機器の放射化の低減が図られている。コリメータは一つの散乱体と五つの吸収体で構成されており、ビームロスに繋がる大振幅な粒子は散乱体で蹴り出された後に吸収体で回収される。散乱体の開口部径を最も狭くすることで、コリメータ外部でのビームロスを防いでいる。一方で、コリメータ直下流のアーク部をはじめ、RCS の各所で有意なビームロスが確認されており、局所化は十分ではない。本研究では、ビームの更なる大強度化に向けた局所化の改善を目的とし、コリメータ外部におけるビームロスの発生原因について調査した。このようなビームロスは、コリメータをすり抜ける過程で中途半端にエネルギーを失った粒子のダクト内壁への衝突により発生すると考えられる。そこで RCS の全周に置されたビームロスモニタの信号を精査し、時間応答の比較からコリメータ外部で損失する粒子の経路を同定した。加えて、数値シミュレーションによるビームロス分布の再現を試みた。本発表では、これら実験と数値シミュレーションの結果について報告する。

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