WEP034
ポスターセッション① 8月6日 7-1F-B 12:40-14:40
J-PARC RCSにおける2倍高調波を用いたバンチ平坦化操作の最適化
Optimization of bunch lengthening using second harmonic in J-PARC RCS
○足立 恭介, 沖田 英史, 田村 文彦, 野村 昌弘, 島田 太平, 吉井 正人, 大森 千広, 清矢 紀世美, 原 圭吾, 長谷川 豪志, 杉山 泰之(J-PARC センター)
○Kyosuke Adachi, Hidefumi Okita, Fumihiko Tamura, Masahiro Nomura, Taihei Shimada, Masahito Yoshii, Chihiro Ohmori, Kiyomi Seiya, Keigo Hara, Katsushi Hasegawa, Yasuyuki Sugiyama(J-PARC center)
J-PARC 3GeV シンクロトロン (RCS) はメインリング (MR) に大強度陽子ビームを供給している。しかし、現在の運転条件下におけるRCSの取り出しビームのバンチ長は短く、これがMR入射後のビームロスの一つの要因となっている。この改善のため、RCSの加速終盤にステップ的に駆動する二倍高調波電圧を用いて発生させる不安定点を利用した非断熱的な操作と、基本波電圧によるバンチ回転操作を組み合わせたバンチ平坦化手法の検討を進めている。この手法は、スリップ係数の小さいRCSの加速終盤においても短時間でバンチ長を伸ばすことができる利点を持つ。さらに、二倍高調波の印加パターンを工夫することでバンチ形状の細かな調整が可能となるため、MRの受け入れバケツ形状とのマッチング向上が期待できる。本発表では、バンチ形状操作の最適化によるマッチング向上の検討結果と、ビーム試験の結果について報告する。