WEP005
ポスターセッション① 8月6日 7-1F-A 12:40-14:40
Sバンドニオブスズ超伝導高周波空洞を用いた電子ビーム加速
Toward Electron Beam Acceleration Using an S-band Nb3Sn Superconducting RF Cavity
○柏木 茂1, 梅森 健成2, 菊池 章弘3(1東北大学先端量子ビーム科学研究センター, 2高エネルギー加速器研究機構, 3物質・材料研究機構)
○Shigeru Kashiwagi1, Kensei Umemori2, Akihiro Kikuchi3(1RARiS, Tohoku University, 2KEK, 3NIMS)
本研究グループでは、4Kニオブスズ超伝導電子加速器の開発をスタートした。ニオブスズ超伝導高周波空洞は大量の液体ヘリウムを必要とせず、伝導冷却で到達可能な4Kで運転が可能であるため、大学などの小規模な施設においても超伝導高周波加速器システムの構築できる。我々は、4Kニオブスズ超伝導電子線形加速器のビーム応用を目指している。具体的には、大電流ビームを用いた医療用放射性同位元素(RI)製造や水の浄化などへの利用を検討している。大強度ニオブスズ超伝導加速器実現の第一歩として、Sバンド(2856MHz)の単セル空洞を製作し、東北大学先端量子ビーム科学研究センターでのビーム加速実証実験を計画している。本学会では、ニオブスズ超伝導空洞およびその空洞を冷却するクライオモジュールの設計・製作状況、ビーム加速実証実験の計画について報告する。