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WEO701

加速構造 8月6日 7号館71A/71B 14:50-15:10

グラファイト付着した汚損電極の真空中耐電圧に対するドライアイス洗浄効果
Effect of Dry Ice Cleaning on Vacuum Breakdown Voltage for Graphite Adhered Electrode

○渡邉 拓人1, 仲泊 明徒1, 山納 康1, 2, 照井 真司3, 石橋 拓弥3, 山本 将博31埼玉大学, 2筑波大学, 3高エネルギー加速器研究機構)
○Takuto Watanabe1, Akito Nakadomari1, Yasushi Yamano1, 2, Shinji Terui3, Takuya Ishibashi3, Masahiro Yamamoto31Saitama University, 2University of Tsukuba, 3KEK)

高エネルギー粒子加速器や真空遮断器などの真空機器内部では、大電力投入による真空絶縁破壊現象が発生することがある。機器の長期にわたる運転により放電が頻発するようになった際には、運転の長期間中断を伴う大掛かりな対処が必要となる。 本研究ではグラファイトコーティングを施した電極、グラファイトコーティングを施した上でドライアイス洗浄を適用した電極、ドライアイス洗浄のみ行った電極、コーティング・洗浄のどちらも行っていない電極の4組の試料電極に対して繰り返し絶縁破壊試験を行うことで、ドライアイス洗浄が耐電圧に与える影響について調査した。 繰り返し絶縁破壊試験を行った結果、グラファイトコーティングのみ行った電極では飽和後平均絶縁破壊電界が低いままであったのに対して、グラファイトコーティングを施した上でドライアイス洗浄を適用した電極の試験終了時の絶縁破壊電界、ドライアイス洗浄のみ行った電極の飽和後平均絶縁破壊電界、コーティング・洗浄のどちらも行っていない電極の飽和後平均絶縁破壊電界は高い値を示し、さらにドライアイス洗浄を行っている2組の電極の方が高い耐電圧を示した。耐電圧が上昇するコンディショニング速度について、なにも施していない電極が最も速い結果となり、これはドライアイス洗浄適用後も表面には付着物が残っていたからであると考えられる。しかし、グラファイトによって汚損された電極もドライアイス洗浄によって同等の耐電圧まで上昇したため、ドライアイス洗浄は効果的な洗浄法であると考えられる。

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