THP058
ポスターセッション② 8月7日 61B 13:00-15:00
小型放射光源のための複合機能型電磁石の開発
Research and development of combined-function magnets for a compact synchrotron light source
○奈良井 隆也1, Christian John2, 島田 美帆3, 2, 宮内 洋司3, 2, 原田 健太郎3, 高嶋 圭史4, 加藤 政博2, 5(1広島大学, 2HiSOR, 3高エネ研, 4名古屋大学, 5UVSOR)
○Takaya Narai1, John Christian2, Miho Shimada3, 2, Hiroshi Miyauchi3, 2, Kentaro Harada3, Yoshifumi Takashima4, Masahiro Katoh2, 5(1Hiroshima University, 2HiSOR, 3KEK, 4Nagoya Univ., 5UVSOR)
HiSORは1990年代に建設され、その後30年近くにわたり真空紫外・軟X線領域を得意とする低エネルギー放射光源として稼働を続けてきた。しかし、極めてコンパクトで合理的な設計であるため、新しい技術の導入による性能向上の余地がなく、光源性能の競争力の低下や老朽化による故障の増大などの問題に直面している。このため、ストレージリングの全面的な更新を含む将来計画の検討を進めている。大学の施設として適正な規模で高輝度低エネルギー放射光源を実現するための方策の一つとして、ラティス電磁石は全面的に複合機能型とする予定である。磁極面形状による多極磁場発生に補助コイルを組み合わせることで一定範囲での多極磁場強度の可変性を実現することを目指す。設計検討の最新の状況を報告する。