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THP054

ポスターセッション② 8月7日 61A 13:00-15:00

ILC用 MARX電源における制御電源供給の信頼性向上
Improving the reliability of the control power supply in the ILC MARX Modulator

○澤村 陽1, 徳地 明1, 明本 光生2, 中島 啓光21株式会社パルスパワー技術研究所, 2高エネルギー加速器研究機構 (KEK))
○Yo Sawamura1, Akira Tokuchi1, Mitsuo Akemoto2, Hiromitsu Nakajima21Pulsed Power Japan Laboratory Ltd., 2High Energy Accelerator Research Organization KEK)

ILC(国際リニアコライダー)計画は、全長約30kmの直線加速器により、現在達成しうる最高エネルギーで電子と陽電子の衝突実験を行う計画である。宇宙初期に匹敵する高エネルギーの反応を作り出すことによって、宇宙創成や時間・空間、質量の謎に迫る。 クライストロン電源は、マルクス変調器と呼ばれる装置であり、120kV、140A、1.65msのパルス電圧を生成してマルチビームクライストロンのカソードに供給する。 本稿では、ILC加速器に設置されるクライストロン用モジュレータ電源の信頼性向上に関する取り組みについて報告する。搭載される電源には、小型化、低コスト化、高信頼性が強く求められており、出力するパルスについても、フラットトップ1.65msという長いパルス幅と、電圧変動率1%以内という高い精度および高信頼性が要求される。 本研究では、ILC用MARX電源における制御用電源DCDCコンバータを、市販品のDCDCコンバータから高周波トランス方式に置換することで、信頼性の向上を図った。その設計と評価について述べる。 信頼性の課題として、MARXユニットで出力過電流異常が発生した。その原因はDCDCコンバータにあると考えられたため、コロナ放電試験による評価を行い、高周波トランス方式への置換対策を実施した。

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