THP044
ポスターセッション② 8月7日 61A 13:00-15:00
矩形空洞共振器によるサイクロトロン共鳴加速の検討
Study of cyclotron resonance acceleration with a rectangular cavity resonator
○石畑 翔, 神田 浩樹, 松田 洋平, 福田 光宏, 依田 哲彦, 荘 浚謙, Zhao Hang, Shali Ahsani Hafizhu, 松井 昇大郎, 井村 友紀, 板倉 菜美, 辻坂 匡(阪大 RCNP)
○Sho Ishihata, Hiroki Kanda, Yohei Matsuda, Mitsuhiro Fukuda, Tetsuhiko Yorita, Tsun Him Chong, Hang Zhao, Ahsani Hafizhu Shali, Shotaro Matsui, Tomoki Imura, Nami Itakura, Tasuku Tsujisaka(RCNP Osaka U.)
大阪大学核物理研究センター(RCNP)では、自動サイクロトロン共鳴加速法(CARA)により、高い電力効率を持つと期待されている陽子加速器の設計を行い、コンピューターシミュレーションによる加速の検証と性能評価を実施してきた。私たちはCARAの先行研究で得られた技術や知見を応用し、矩形空洞共振器を用いた加速器を考案した。矩形空洞共振器内で発生するTE111モード電磁場は、これまで検討してきた円筒形共振器による回転電磁場と比較して電場の方向が一意的に決まる他、共振周波数の制御が容易となり、また方向の電磁場の偏極方向制御が不要となる利点がある。一方で、円筒形共振器を用いた回転電磁場による加速に比してエネルギー効率が下がること、連続的な加速ではないことによる粒子運動への影響が懸念される。これまでに検討してきた円筒形共振器(CARA)と比較しつつ、矩形空洞共振器の特性および粒子加速のための構造の最適化についてコンピューターシミュレーションなどによる検討状況を報告する。