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THP039

ポスターセッション② 8月7日 6-1F 13:00-15:00

J-PARCイオン源での90mA負水素イオンビーム試験
90mA negative hydrogen ion beam experiments at J-PARC ion source

○柴田 崇統1, 南茂 今朝雄1, 大越 清紀2, 神藤 勝啓2, 飛田 健太郎31高エネルギー加速器研究機構, 2日本原子力研究開発機構, 3日本原子力エンジニアリング)
○Takanori Shibatao1, Kesao Nanmo1, Kiyonori Ohkoshi2, Katsuhiro Shinto2, Kentaro Tobita31KEK, 2JAEA, 3NECO)

J-PARCでは2024年に、RCSシンクロトロンで1MW, MRシンクロトロンで800kWと建設当初の目標を超える陽子ビーム強度を達成し、最近は更なる大強度化に向けた加速器のアップグレードに関する議論が開始された。イオン源(負水素イオン:H-イオン)においては、2024年度は1MW運転に対してイオン源から62.5mAのH-イオンビームを出力し、またRCS1.5MW運転を目標とした加速器スタディ(R&D)に対しては75.0mAの出力を供給した。上記の条件におけるイオン源出力は、2019年ごろまでに確認されていたため加速器スタディ対応が可能であった。更に次のアップグレードではイオン源大出力の確認を加速器に先んじて実施する必要がある。今年のJ-PARC加速器国際諮問委員会(ATAC2025)では、一案としてRCSでの2.0MW陽子ビーム運転目標が提案された。この目標値に対するイオン源仕様として、現在と同じ初段ビームエネルギー(50keV)を維持してビーム電流値を85mA以上に引き上げることが要求として示された。上記要求値を念頭に、イオン源では大出力H-イオンビーム試験を実施した。本報告では、特に90mAのH-イオンビーム出力試験におけるイオン源の安定性、および位相空間などビーム性能について議論する。

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