THP034
ポスターセッション② 8月7日 6-1F 13:00-15:00
ナノテラスにおける電子ビームエネルギー分散の推定
Estimation of energy spread parameter at NanoTerasu
○小原 脩平1, 保坂 勇志1, 齋田 涼太1, 2(1量子科学技術研究開発機構 NanoTerasuセンター, 2株式会社NAT)
○Shuhei Obara1, Hosaka Yuji1, Ryota Saida1, 2(1QST NanoTerasu Center, 2NAT Corporation)
2023年にNanoTerasu加速器コミッショニングを実施し、その結果ほぼデザインと無矛盾なオプティクスモデルを得た。一方でX線ピンホールカメラから得られたビームサイズはデザイン値よりも少しだけ太っており、その原因は未だ不明である。Dispersionのある箇所に設置されているため、単純にエミッタンスとbeta関数によるものか、dispersion関数とエネルギー分散によるものかの切り分けを行うためには、独立した手法で確認を行う必要がある。そこで、クロマティシティを変えることによって生じるベータトロンチューンとそれのサイドバンド比からエネルギー分散を推定可能な先行研究があったため、同様の手法にてNanoTerasuのエネルギー分散推定を行った。測定精度・感度が不足していたものの、1つの独立測定による指標としての数値を得ることはできた。本発表ではその結果について公表する。