THP032
ポスターセッション② 8月7日 7-1F-B 13:00-15:00
UVSOR-IIIにおける単一電子蓄積実験の現状
Status of single electron storage experiment at UVSOR-III
○浅井 佑哉1, 4, 島田 美帆2, 3, 宮内 洋司2, 3, 金安 達夫4, 加藤 政博3, 4(1広島大学大学院, 2高エネ研, 3広島大学放射光科学研究所, 4分子研UVSOR)
○Yuya Asai1, 4, Miho Shimada2, 3, Hiroshi Miyauchi2, 3, Tatsuo Kaneyasu4, Masahiro Katoh3, 4(1Hiroshima Univ. ADSE, 2KEK, 3HiSOR, 4UVSOR Synchrotron Facility)
我々は、放射光の量子性・可干渉性の応用の可能性を探っている。その一環で単一光子レベルでの放射光の特性を実験的に調べることを目的として、放射光源リングに単一電子を蓄積し、その放射を観測する実験に取り組んでいる。実験は、分子科学研究所の放射光源UVSORにおいて行っている。2023年度からはUVSORの光源開発用ビームラインBL1Uにおいて単一電子が放射する紫外線領域でのアンジュレータ光のスペクトル特性を観測することにも成功した。また、単一電子からの光子統計を測定し、確率的には非常に稀ではあるが、アンジュレータを一度通過する際に光子が2つ同時に放出されることを実験的に明らかにした。2025年度は測定効率の向上を目指し、また、単一光子レベルの微弱光に対する干渉計の設計を行っている。年会ではその最新の状況を報告する。