THP006
ポスターセッション② 8月7日 7-1F-A 13:00-15:00
J-PARC向けPLC型TIMING受信モジュールの開発
DEVELOPMENT OF PLC-TYPE TIMING RECEIVER FOR J-PARC
○上窪田 紀彦1, 楊 敏1, 田島 佑斗2, 佐藤 健一1, 山田 秀衛1(1J-PARCセンター, KEK and JAEA, 2関東情報サービス)
○Norihiko Kamikubota1, Min Yang1, Yuto Tajima2, Kenichi Sato1, Shuei Yamada1(1J-PARC Center, KEK and JAEA, 2KIS)
J-PARC TIMING SYSTEMは、J-PARC加速器用に設計され、すべての加速器機器に適切なtriggerやMaster Clockを供給している。2006年のJ-PARC加速器運転開始時のTIMING SYSTEMモジュールは、10年を経過したのち老朽化によるトラブルが起こるようになり、また修理・追加製造が困難になっていた。このため2018年度に、次世代系として相互互換性のあるモジュールを開発した[1]。
次世代系では、従来通りのVME型受信モジュールに加え、Main Ring(MR)向けにPLC型受信モジュールを開発した。2019年度に最初の3台が納品されたが、2020年度以降はコロナによる部品入手難で追加手配できず、MRの新モジュール導入計画は頓挫した。また、PLC型受信モジュールの評価で電源回路に不具合が見つかり、量産前に再検討が必要となった。2024年度にようやく部品調達が可能となり、PLC型受信モジュールの再設計が行われた。電源回路見直しのほか、現時点で入手しやすい新しいFPGAを再選択し、改修版PLC型受信モジュールを試作した。
本稿では、新・旧PLC型TIMING受信モジュールの評価を詳述し、今後の導入計画について解説する。
[1] J-PARC次世代タイミングシステム、田村文彦 et.al.,
2019年8月加速器学会年会(京都)、THOI08 pp.149-152