THO706
加速構造・ビーム診断 8月7日 7号館71A/71B 10:30-10:50
SPring-8-IIにおけるビーム不安定性抑制用バンチ毎フィードバックの設計
Design of Bunch-by-Bunch Feedback for Suppressing Beam Instability at SPring-8-II
○正木 満博1, 前坂 比呂和2, 1, 阿部 利徳1, 出羽 英紀1, 高野 史郎1, 2(1(公財)高輝度光科学研究センター, 2理化学研究所 放射光科学研究センター)
○Mitsuhiro Masaki1, Hirokazu Maesaka2, 1, Toshinori Abe1, Hideki Dewa1, Shiro Takano1, 2(1Japan Synchrotron Radiation Research Institute, 2RIKEN SPring-8 Center)
SPring-8-IIは、SPring-8を現状より2桁近く輝度が高い硬X線を安定供給する第4世代放射光リングにアップグレードするプロジェクトである。蓄積リングの主要パラメータである電子ビームエミッタンスは100 pm.rad以下、ビームエネルギーが8 GeVから6 GeVに下げられる一方、ビーム電流は100 mAから200 mAに増強される。高輝度化に向けた低エミッタンス化のために、高勾配が必要となる多極磁石のボア径が小さくなり電子ビームが通過する真空チェンバーの開口が狭くなることから、ビーム結合インピーダンスが増加するため、横方向(Transverse)ビーム不安定性の対策が必須となる。また、縦方向(Longitudinal)のビーム不安定性についても、RF加速空洞の高次モード(HOM)の周波数条件によってはビーム電流200 mA以下で不安定性の閾値を超える可能性がある。本発表では、SPring-8-IIにおける横方向及び縦方向のビーム不安定性の見積り、及びそれを抑制するために導入するバンチ毎フィードバック(Bunch-by-Bunch Feedback)の設計に関して、現状を報告する。