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TFP004

ポスターセッション②③ 8月7日・8日 7-1F-A 13:00-15:00/10:00-12:00

理研小型中性子源システムRANS-IIの現状報告
Present status of RIKEN accelerator-driven compact neutron source RANS-II

○今城 想平, 草野 広樹, 福地 知則, 水田 真紀, 奥野 泰希, 高梨 宇宙, 小林 知洋, 大竹 淑恵(理研)
○Sohei Imajo, Hiroki Kusano, Tomonori Fukuchi, Maki Mizuta, Yasuki Okuno, Takaoki Takanashi, Tomohiro Kobayashi, Yoshie Otake(RIKEN)

理化学研究所では、7MeV陽子線LINAC(3.5MeV RFQと3.5 MeV DTLとを連結)とベリリウムターゲットを用いた、装置全長10mの小型中性子源システムRANSを2013年より稼働させ、インフラ構造物内の水分・劣化検出技術開発を中心に、中性子を用いた様々な研究開発を行っている。さらに我々は、可搬型プロトタイプとして 2.5MeV 陽子線LINAC(RFQ)とリチウムターゲットを用い、装置全長を5mに小型化した小型中性子源システムRANS-IIを開発し、2020年度より実験共用を開始した。RANS-II加速器については、これまでに繰り返し周波数10~500Hzの範囲でのパルス運転が可能であることを確認しており、また、最大約80uAの陽子ビーム電流において定常運転が行えることを確認している。中性子源からは最大0.7MeVの高速中性子が得られ、モデレーターおよびコリメーターを適宜設置することで、熱中性子~高速中性子ビームを用いた中性子実験が可能である。現在までにRANS-IIでは、可搬型小型中性子源システムRANS-IIIによる屋外測定を前提としたインフラ構造物内の水分・劣化検出技術開発にくわえて、検出器開発、コンクリート内の水分移動のイメージングなどが行われている。この発表ではRANS-II加速器の現状、中性子ビーム特性、および中性子実験の現状について報告する。

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