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FRP080

ポスターセッション③ 8月8日 61B 10:00-12:00

MicroTCA.4を用いた高速軌道フィードバックシステムのPFユーザー運転への導入
First Introduction of a Fast Orbit Feedback System Using MicroTCA.4 for the PF User Operations

○高井 良太, 帯名 崇, 多田野 幹人, 下ヶ橋 秀典, 塩澤 真未(高エネ研)
○Ryota Takai, Takashi Obina, Mikito Tadano, Hidenori Sagehashi, Mami Shiozawa(KEK)

KEKの放射光源加速器PFリングでは、2024年度の第3期ユーザー運転より新しい高速軌道フィードバックシステムが導入された。この新システムはMicroTCA.4と呼ばれる最新規格のデジタル信号処理回路をベースに構築されている。蓄積ビームのCODはBPMと同数の回路により10kHzのレートで測定され、逆応答行列を用いた演算結果を高速補正電磁石の電流値へフィードバックすることにより所定の基準軌道に補正される。これまで30年近く運用されてきたVMEベースの旧システムからの移行は、第3期運転の立ち上げ期間中に段階的に行われた。基準軌道の引き継ぎもスムーズに完了し、最小ギャップ4mmの真空封止アンジュレータも特別な軌道調整なしで利用することができた。本発表では、PFのユーザー運転に初めて導入された新システムのセットアップや旧システムからの切り替え手順、今後の改良予定等について述べる。