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FRP076

ポスターセッション③ 8月8日 61B 10:00-12:00

J-PARC主リングにおける閉軌道応答を用いたチューン測定
Tune measurement from closed orbits in the J-PARC Main Ring

○浅見 高史, 岡田 雅之, 小林 愛音, 佐藤 健一郎, 外山 毅, 長尾 大樹, 山本 昇(高エネルギー加速器研究機構)
○Takashi Asami, Masashi Okada, Aine Kobayashi, Kenichirou Satou, Takeshi Toyama, Daiki Nagao, Noboru Yamamoto(KEK)

大強度陽子シンクロトロン J‑PARC Main Ring(MR) では、ベータトロン共鳴に伴うビームロスを低減するため、入射から取り出しまで時間的に変化するチューンを高精度で測定し制御することが不可欠である。リング加速器のチューン測定法は、(1) 専用キッカーでコヒーレント振動を励起し、周回毎のビーム重心位置(turn‑by‑turn:TbT 信号)を観測する方法と、(2) 軌道補正用の偏向電磁石を用いて与えた閉軌道の歪み(closed orbit distortion:COD)を測定する方法の二つに大別される。従来 MR では主として TbT信号を用いた方法が採用されてきたが、MR のビーム位置モニタは CODに対して TbT 信号より一桁高い分解能を有しており、COD手法の導入は有用になると考えられる。そこで本研究では、CODを用いた高精度かつ短時間で運用可能なチューン測定手法を開発しMRに導入した。また、TbT 法と比較検証を行い、両手法による測定値がΔQ/Q ~ 0.01 % オーダーの範囲で一致することが示された。本稿では、導入した方法の概要と TbT 法との比較結果を報告する。

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