FRP074
ポスターセッション③ 8月8日 61B 10:00-12:00
J-PARC 主リングでのデバンチしたビームに対する微分特性BPMでの横方向フィードバックの検討
Transverse Feedback for Coasting Beam with Differential Response BPM at J-PARC
○中村 剛, 佐藤 健一郎, 長尾 大樹, 武藤 亮太郎, 冨澤 正人(高エネルギー加速器研究機構 東海キャンパス)
○Takeshi Nakamura, Kenichirou Satou, Daiki Nagao, Ryotaro Muto, Masahito Tomizawa(KEK/J-PARC)
J-PARCの陽子シンクロトロンである主リング (MR)では、運転形態の一つにおいて、バンチを拡散(デバンチ)させてコースティングビーム (DCビーム)とし、それをゆっくりと取り出している。しかし、このデバンチの過程において垂直のビーム不安定性、およびそれによるビーム損失が観測されている。この抑制にはフィードバックが有効ではあるが、それに必要とされるDCビームの各部分の位置の測定は、MRに設置されている微分特性をもつBPMでは困難であった。今回、BPMの信号をMR一周でランニング平均を取ることにより各部分のターンごとの位置の差分が得られること、それに対して適切な信号処理を行へばキックが生成可能であることを見出した。この手法およびBPMの実データを用いた解析について報告する。