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FRP065

ポスターセッション③ 8月8日 61A 10:00-12:00

J-PARC MR速い取り出し用Eddyセプタム電磁石の性能評価
The Evaluation of the Eddy Current-type Septum Magnet for Fast Extraction of J-PARC MR

○芝田 達伸, 岩田 宗磨, 石井 恒次, 松本 教之, 松本 浩(高エネルギー加速器研究機構)
○Tatsunobu Shibata, Souma Iwata, Koji Ishii, Noriyuki Matsumoto, Hiroshi Matsumoto(KEK)

速い取り出し用Eddyカレント型セプタム電磁石(以下Eddyセプタム)は、2022年にJ-PARC MRの速い取り出しラインに2式導入された。Eddyセプタムは1ms幅の短パルス磁場を発生させ、ビーム取り出し時のみ励磁するパルス電磁石である。本研究では主に2点の評価を行った。ビーム運転中のEddyセプタムの出力パルス電流の安定性と残留磁場測定である。ビーム運転中パルス電流の安定性に影響を及ぼすノイズ源がFXキッカーと取り出しビームである。残留磁場はMRに入射された3GeVビームに影響を及ぼすため、残留磁場の測定による評価が必要であった。キッカーノイズの影響を調べた結果、フィードバック用出力パルス電流モニターには顕著なキッカーノイズが侵入している事が判明したが、その振幅は電流モニター波形の振幅に対して~30ppmであった。この量は出力安定性に影響を及ぼさない事を確認した。一方ビームノイズはフォードバック用出力パルス電流モニター波形には顕著に見られなかったが、ビーム有り無しで明らかに安定性変化があり、ビームノイズの影響を受けている事が確認された。残留磁場測定は2024年夏に1式のEddyセプタムに対して行った。その結果、四重極成分が観測され、その値は3GeVビームのK1Lに換算して+18×10^-5[1/m]であった。この値は他の速い取り出し用セプタム電磁石の残留磁場のK1Lである-1.8×10^-5[1/m]より遥かに大きい値であった。本報告で以上の結果の詳細をまとめる。

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