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FRP060

ポスターセッション③ 8月8日 61A 10:00-12:00

KEK電子陽電子入射器の高周波モニタシステムの校正
Calibration of RF Monitoring System in KEK injector Linac

○片桐 広明, 荒川 大, 松本 利広, 三浦 孝子, 矢野 喜治(高エネルギー加速器研究機構)
○Hiroaki Katagiri, Dai Arakawa, Toshihiro Matsumoto, Takako Miura, Yoshiharu Yano(KEK)

KEK電子陽電子入射器の高周波モニタシステムは、約60台の大電力高周波源のモニタ信号を常時監視している。システムの中心となるRFモニタユニットは、アナログIQ検出器、ADCボード、FPGAボードから構成され、ベースバンドに変換したIQ信号を14ビットADCで捕捉する。さらに外部の計算機でIQ信号から振幅・位相に変換するが、演算速度を重視し、振幅値は214を最大値とする符号なし整数表示のまま取り扱っている。 一方で電力絶対値表示の要望もあることから、整数値を電力に換算する機能の追加を進めている。 これには、RFモニタユニットの入出力特性の校正、RFモニタ信号伝送経路の減衰量補正が必要となる。RFモニタユニットの校正はパワーセンサを用いて行い、整数値から入力電力への換算は2次関数に当てはめる方法を予定している。 モニタ信号伝送経路の補正では、入射器地下トンネルからRFモニタユニットが設置された クライストロンギャラリまで長距離敷設された同軸ケーブルの減衰量測定が問題となる。 ネットワークアナライザでS21透過波を図ることが困難なためS11で反射波を測定する方法を検討している。 トンネル-ギャラリー間と同種で同程度の長さのケーブルを用いてS21とS11の測定値を比較したところ、 減衰量換算値で差は1%未満に収まっている。これまでに行ってきたRFモニタユニットの校正と、同軸ケーブル減衰量測定について報告する

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