FRP044
ポスターセッション③ 8月8日 6-1F 10:00-12:00
SACLA電子銃カソードの仕事関数その場測定
In-situ work-function measurement of the SACLA electron gun cathode
○馬込 保1, 2, 渡川 和晃2, 田中 均2(1高輝度光科学研究センター, 2理研 放射光科学研究センター)
○Tamotsu Magome1, 2, Kazuaki Togawa2, Hitoshi Tanaka2(1JASRI, 2RIKEN SPring-8 Center)
SACLA電子銃ではCeB6単結晶を電子源熱カソードとして使用している。CeB6電子銃はX 線自由電子レーザ施設SACLAと電子蓄積リング型放射光施設SPring-8の両施設へ常時電子ビームを供給しているため、本カソードには高い安定度と長い寿命が求められる。しかるに、カソードからのエミッション電流は徐々に減衰し、現在では稼働期間約1年ごとに新品との交換を余儀なくされている。我々はエミッション電流の支配的な物理量であるカソードの仕事関数を常時モニタすることでこの劣化現象の解決の糸口を見つけようと考えている。現在、実機への実装を念頭に、実機と完全互換の電子銃を用いて、SACLAと同様の運転環境を整えた電子銃テストスタンドにて仕事関数を測定する準備を進めている。本発表では仕事関数のその場測定の実験装置および実験結果について報告する。