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FRP037

ポスターセッション③ 8月8日 7-1F-B 10:00-12:00

アンジュレータ極短周期化のための、誘電体二重周期微細構造を用いるレーザー電磁場空間位相変調法の開発 II
Very short period undulator based on spatial phase modulation of laser fields given by dielectric doubly periodic fine structure II

○益田 伸一1, 三浦 永祐2, 山本 樹11高エネ研-物構研, 2産総研-計量標準)
○Shinichi Masuda1, Eisuke Miura2, Shigeru Yamamoto11KEK-IMSS, 2AIST-NMIJ)

我々は、「短」・「長」二つの周期微細構造を持つ誘電体にレーザーを照射して生じる空間位相変調を利用した、新方式の極短周期アンジュレータの開発を進めている。研究の背景および空間位相変調の原理については別途報告する。本報告では、空間位相変調したレーザー電磁場中の電子軌道と放射特性の解析について述べる。 x-y-z直交座標系における空間位相変調レーザー電磁場の配置を考える。x方向に進行し電場がz方向に直線偏光している平面波レーザー電磁場に、z方向に沿ってレーザーの半波長毎に波面の位相が反転する様に「短」周期微細構造によって空間位相変調を与える。加えて、アンジュレータ周期長の半周期毎に前述の空間位相変調の位相をさらに反転させる様に「長」周期(「短」周期長の整数倍の周期長)微細構造により空間位相変調を与える。-x方向に進行するもう一つのレーザー電磁場にも同様に空間位相変調を与え、対向する二つのレーザー電磁場をx=0の平面上で電場が相殺し磁場が増強する様に配置する。この電磁場中をz方向に光速で通過する電子は「長」周期空間位相変調の半周期毎に±y方向の磁場を持続的に交互に受けアンジュレータ放射を発生する。 我々は、「長」周期長が「短」周期長の倍である最も簡単な場合について、電子の運動と電子からの放射の詳細を調べた。電子の入射タイミングとレーザー位相への電子軌道の依存性を明らかにした。軸上放射スペクトルは静磁場アンジュレータと同様に奇数次の放射が観測される。軌道解析と放射特性解析の結果を報告する。

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