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FRP035

ポスターセッション③ 8月8日 7-1F-B 10:00-12:00

アンジュレータ極短周期化のための、誘電体二重周期微細構造を用いるレーザー電磁場空間位相変調法の開発 I
Very short period undulator based on spatial phase modulation of laser fields given by dielectric doubly periodic fine structure I

○山本 樹1, 益田 伸一1, 三浦 永祐21高エネ機構・物構研, 2産総研・計量標準)
○Shigeru Yamamoto1, Shinichi Masuda1, Eisuke Miura21KEK-IMSS, 2AIST-NMIJ)

極短周期アンジュレータ光源開発において、アンジュレータ周期長を短縮しても必要なK値を得るためには、周期長の短縮に応じて磁場強度を増強する必要がある。従来の永久磁石を用いる方法では生成できる磁場強度に限界があり、1mm以下の周期長を持つアンジュレータの実用化は難しい。これに対し、レーザーの電磁場強度には原理上この様な限界は無く、アンジュレータ場の生成に利用すれば、1mm以下の周期長を実現できる可能性がある。我々は、「短」・「長」二つの周期微細構造を持つ誘電体にレーザーを照射して生じる空間位相変調を利用した、新方式の極短周期アンジュレータの開発を進めている。「短」周期微細構造はレーザー波長と同じ周期長を持ち半波長毎にレーザー波面の位相が反転するように空間位相変調を与える。一方、アンジュレータ周期長に相当する周期を持つ「長」周期(「短」周期長の整数倍の周期長)微細構造により、前述の変調波面の位相をアンジュレータ半周期毎にさらに反転させる。空間位相変調された2つのレーザー光を対向させ電場を相殺し磁場を増強するように配置し、変調波面に沿って光速で通過する電子にアンジュレータの半周期毎に方向反転する磁場を持続的に作用させ電子を蛇行させる。上記方式により、周期長0.1mm程度の実用的な極短周期アンジュレータの実現が期待できる。 我々は、微細周期構造素子を試作し、干渉計測による性能評価を行い所定の空間位相変調が得られることを実証した。本方式による極短周期アンジュレータの原理と研究の進捗を報告する。

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