FRP024
ポスターセッション③ 8月8日 7-1F-B 10:00-12:00
日大LEBRA-PXRビームラインの現状と今後の計画
Current Status and Future Plans of LEBRA-PXR beamline at Nihon University
○早川 恭史1, 早川 建1, 野上 杏子1, 境 武志1, 高橋 由美子1, 田中 俊成1, 住友 洋介2, 胡桃 聡2, 清 紀弘3(1日大LEBRA, 2日大理工, 3産総研)
○Yasushi Hayakawa1, Ken Hayakawa1, Kyoko Nogami1, Takeshi Sakai1, Yumiko Takahashi1, Toshinari Tanaka1, Yoske Sumitomo2, Satoshi Kurumi2, Norihiro Sei3(1LEBRA, N. U., 2CST, N.U., 3AIST)
日大電子線利用研究施設には125MeV電子リニアックにつながる2本のビームラインがあり、その内の1つがX線源およびTHz光源として利用されている。THz光源として変更電磁石からのエッジ放射や金属薄膜ターゲットからの遷移放射が用いられてきたが、現在、チェレンコフ放射に基づくコヒーレント放射を新たなTHz放射源として開発中である。X線源の原理としては、パラメトリックX線放射(PXR)を採用しており、世界的にもユニークなビームラインとなっている。2022年以降、利用研究者の要望により、40keV以上の単色X線ビームを供給できるSi(400)結晶をPXR放射源として用いている。エネルギー選択性を利用して一定の成果は得られたものの、X線収量が低く、結晶回折を利用した高度なイメージングが実施できないという問題があった。2025年度は、一旦、PXR放射源をSi(111)またはSi(200)結晶に戻し、先端的なイメージング実験を再開する予定である。また、Si結晶は採用する結晶面にかかわらず、電子ビームの集束条件によってはマクロパルス内の温度上昇により破壊が生じ得る、という問題を抱えている。将来的に耐久性が高く光源サイズの小さなPXR線源の実現を目指すため、Siに比べて高い融点を持つSiC結晶をPXR放射源として試験することを計画している。