FRP021
ポスターセッション③ 8月8日 7-1F-B 10:00-12:00
小型加速器中性子源の大強度化へ向けた正負イオン同時加速の試み
Simultaneous Acceleration of Positive and Negative Ions for Enhancing the Intensity of a Compact Accelerator-Driven Neutron Source
○時田 武1, 小林 知洋2, 羽倉 尚人1, 河原林 順1(1東京都市大学, 2理化学研究所)
○Takeshi Tokita1, Tomohiro Kobayashi2, Naoto Hagura1, Jun Kawarabayashi1(1TCU, 2RIKEN)
RFQ加速器へ正イオンと負イオンを同時に入射することで、空間電荷効果の緩和を図りつつ、コンパクトかつ大強度な加速器中性子源の実現を目指した。加速器中性子源では、ビーム強度の向上が重要な課題である。RFQ加速器は、正イオンと負イオンを同方向に同時加速することが可能であり、また中性子発生には正負いずれのイオンも利用可能である。さらに、正負両イオンを同時に用いることで、空間電荷効果の緩和も期待される。本研究では、正負イオンの同時入射を実現するために、Csスパッタ型負イオン源の立ち上げを行うとともに、正イオン源として用いたECRイオン源との組み合わせによる入射系の構築を行った。正負の各イオンはそれぞれ+30°および−30°の角度からマグネットへ導入され、合流後にRFQ加速器への入射が可能な構成とした。本発表では、Csスパッタ型負イオン源の立ち上げ、および正負イオン同時入射に向けたビームライン構築の過程について報告する。