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FRP003

ポスターセッション③ 8月8日 7-1F-A 10:00-12:00

SPring-8-II蓄積リングの高周波システムの設計と準備状況
Design and preparation status of the RF system for the SPring-8-II storage ring

○稲垣 隆宏1, 2, 大島 隆2, 1, 斗米 貴人2, 馬込 保2, 1, 岩井 瑛人2, 1, 山口 博史2, 細田 直康2, 前坂 比呂和1, 21理化学研究所/SPring-8, 2JASRI/SPring-8)
○Takahiro Inagaki1, 2, Takashi Ohshima2, 1, Takato Tomai2, Tamotsu Magome2, 1, Eito Iwai2, 1, Hiroshi Yamaguchi2, Naoyasu Hosoda2, Hirokazu Maesaka1, 21RIKEN SPring-8 Center, 2JASRI)

SPring-8の放射光輝度を100倍明るくするアップグレード計画SPring-8-IIでは、加速空洞や高周波源、低電力高周波制御系は現在のものをそのまま使用する。電子エネルギーが8 GeVから6 GeVに下がるため、必要な加速電場も16 MVから8 MVに下がる。そこで4か所のRFステーションにて、ベル型加速空洞を32台から16台に減らして4.2 mの直線部に収まるように再設置する。空洞部の両端には光アブソーバを設置して、上流の偏向磁石からの放射光を吸収する。蓄積電流が100 mAから200 mAに増え高周波空洞でのビーム負荷が大きくなるので、カプラーの結合度を調整して反射電力を減らす。4台の空洞への入力電力は合計で500 kW程度であり、既存の1.2 MWクライストロンでドライブ可能である。SPring-8-IIでは、加速空洞の共振周波数が508.58 MHzから508.76 MHzに変更されるが、この違いは空洞のチューナーの調整範囲内であり、クライストロンの帯域にも収まっているので問題無い。電子エネルギーの低下と蓄積電流の増加に伴い、空洞のHOMによる結合バンチ不安定性が起きやすくなるので、各空洞でのHOMの周波数とQ値の評価と、不安定性の回避に向けた検討を進めている。本発表では、これらの準備状況について報告する。

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