← 2025年の目次へ戻る

FRO707

光源加速器・電子加速器 8月8日 7号館71A/71B 15:40-16:00

KEK PF 2.5 GeVリングにおける過渡的変動補償の原理実証試験
Experimental tests to compensate the transient beam loading effect at the KEK-PF 2.5 GeV ring

○内藤 大地, 山本 尚人, 本村 新, 高橋 毅, 坂中 章悟(高エネルギー加速器研究機構)
○Naito Daichi, Naoto Yamamoto, Arata Motomura, Takeshi Takahashi, Shogo Sakanaka(High energy accelerator research organization)

極低エミッタンス光源において主空洞と高調波空洞を用いたバンチ伸長は、バンチ内の電子同士の散乱を抑えるために有用な手法である。しかしながらバンチトレイン中に大きなバンチギャップがある場合、空洞電圧が過渡的に変動することでバンチ伸長効率が下がってしまう。この問題を改善するため、我々のグループでは広帯域キッカーを用いてこの過渡的電圧変動を補償するシステムを提唱している [1]。2023年度のKEK PF 2.5 GeV ringのLLRF更新の際には、この過渡的電圧変動を補償できるように任意の補正パターンをRF出力に重畳できる機能を実装した。本発表ではこの機能とPF 2.5 GeV リングの主空洞を用いて行なった、過渡的電圧変動補償の原理実証試験について報告する。また、実証試験の結果の理解と考察についても報告する。 [1] N. Yamamoto et al., PRAB 21, 012001 (2018)

PDFを開く