← 2025年の目次へ戻る

FRO609

電磁石・レーザー 8月8日 6号館61C 16:00-16:20

量子メス入射器に向けたレーザー駆動重イオンバンチの高繰り返し加速
High-repetition-rate acceleration of laser-driven heavy ion bunches toward a quantum scalpel injector

○小島 完興1, 榊 泰直1, 2, ヂン タンフン 1, 畑 昌育1, 青木 宣篤1, 2, 大石 沙也加1, 3, 黒木 宏芳4, 清水 祐輔4, 原田 寿典 4, 井上 典洋4, 近藤 公伯11量子科学技術研究開発機構, 2九州大学, 3奈良女子大学, 4カナデビア株式会社)
○Sadaoki Kojima1, Hironao Sakaki1, 2, Dinh Thanh-hun1, Masayasu Hata1, Nobuatsu Aoki1, 2, Sayaka OISHI1, 3, Hiroyoshi Kuroki4, Yusuke Shimizu4, Hisanori Harada4, Norihiro Inoue4, Kiminori Kondo11QST, 2Kyushu University, 3Nara Women's University, 4Kanadevia corporation)

重粒子線治療は、高い線量集中性と正常組織への低侵襲性により近年注目を集めているが、治療装置の大規模さがその普及を妨げる要因となっている。 我々はこの課題の解決に向けて、次世代の小型重イオンがん治療装置「量子メス」の実現を目指し、極めて高い加速勾配を有するレーザー駆動イオン加速技術に着目してきた。 現在、小型レーザーモジュールおよび加速用テストベンチの開発を進めており、サブMeV/uの炭素イオンを高繰り返しで加速する実験に取り組んでいる。本講演では、この加速システムによる最新の実験成果を報告するとともに、臨床応用を見据えた今後の技術的課題と展望について議論する。

PDFを開く